先日JCBのキャンペーンの駆け込みをするために、リクルートカードを発行してみました。
これまでは想像でしかなかった「リクルートカードを使って1.2%のポイント還元とリクルート経済圏の良さ」を実際に使って体感してみましたが、そんな中でこんなことを思いました。
リクルートカードは、一部の人には相当魅力がある素晴らしいカードであることは間違いないが、やっぱり楽天カードの方が万人受けするな。
リクルートカードは1.2%の還元率を持っているため、楽天カードよりも還元率が高いです。さらにリクルートのサービスなら最大で通常還元を4.2%にすることができるにも関わらず、楽天カードの方が万人ウケするなと思った内容について紹介していきたいと思います!
リクルートカードのメリット
まずはリクルートカードを使って感じたメリットについて紹介していきます。
メリット
- いつでもどこでも1.2%還元
- リクルート系のサービスでは3%以上のポイント還元
- nanacoなどへのチャージでもポイント還元あり
こんなところです。
いつでもどこでも1.2%還元
まず、年会費無料で1.2%還元はすごいです。クレジットカードは単体で利用するときに還元率が1.0%を超えれば高還元と言われています。
年会費無料のクレジットカードの中で、1.0%を超えてくるカードは、このリクルートカードをはじめ、数枚しかありません。
また一部のカードはリボ払い専用カードであったりしますので、高還元でも魅力は下がります。年会費無料でリボ払い専用カードじゃない超高還元のクレジットカードは、リクルートカードとREXカードだけなんですよ。
それぐらいリクルートカードの通常還元率が高いと言えます。
還元率が違うと、お得度が圧倒的に違います。還元率の違う3つのカードで比較してみましょう。
- リクルートカード(1.2%)
- 楽天カード(1.0%)
- エポスカード(0.5%)
この3つのカードは還元率が違います。仮に月々5万円の支払いをしている場合、こんなに変わってきます。
リクルートカードとエポスカードでは、350ポイントも差が出てきます。1年間払ったときには、リクルートカードの場合は7,200ポイント還元が受けられますが、エポスカードでは3,000ポイントしか還元が受けられません。
リクルート系のサービスでは3%以上のポイント還元
リクルートカードはリクルート系のサービスでは1.2%以上のポイント還元を受けることができるんです。
主なサービスは以下のようになっています。
- ポンパレモール:4.2%還元(1.5%+3.0%)
- じゃらん:3.2%還元(1.5%+2.0%)
- ホットペッパービューティー:3.2%還元(1.5%+2.0%)
他にもたくさんありますが、上記を例に挙げてみます。
まず、ポンパレモールというリクルートが運営するネット上のショッピングモールでの買い物なら4.2%還元が受けられます。4.2%還元はリクルートカードで支払った時の還元率になるのでセールなどでの還元とは別になりますから、相当お得です。
また、じゃらんやホットペッパービューティーなどでも通常還元に加えて2.0%の還元が受けることができるので、かなりお得です。
ネットショッピング、旅行、美容室などの予約の全てで還元率が3%以上もらえるカードということでかなり大きなメリットになりますよ。
nanacoなどへのチャージでもポイント還元あり
リクルートカードは、nanacoなどの電子マネーへのチャージ時にもポイント還元が受けられます。
通常クレジットカードから電子マネーにチャージした金額は、還元率が下がったり付与対象外になることが多いですが、リクルートカードの場合は、一部制限はあるものの、nanacoや楽天Edyなどへのチャージ時にもポイント還元が受けられます!
リクルートカードからチャージすれば、チャージだけで1.2%還元が実現できますし、チャージした電子マネーを利用すれば利用時のポイント還元も受けられるので、最大還元率が高められます。
リクルートカード×電子マネー
- リクルートポイント1.2%+nanacoポイント0.5%=1.7%還元
- リクルートポイント1.2%+楽天Edy0.5%=1.7%還元
また、税金や公共料金の支払いをセブンイレブンでnanaco支払いにすればnanacoの還元はもらえませんが、リクルートカードでnanacoチャージをした時の還元分がお得になりますよ!実質的に税金や公共料金の支払い時にポイント還元をゲットすることが可能なんです。
税金×nanacoの内容は、「書庫のある家。」というブログがわかりやすかったため、参考にしました。
関連リンク:nanacoとクレジットカードで税金や公共料金を節約するために気をつけること【2019年版】
紹介してきた通り、リクルートカードはポイント還元に特化していて、本当にいいクレジットカードです。年会費無料でこれだけのメリットがあるカードは、なかなかないですよ!
リクルートカードの弱点(デメリット)
しかし、そんな素晴らしいクレジットカードを利用して、私が感じた「リクルートカードの弱点(デメリット)」は以下になります。
リクルートカードの弱点(デメリット)
- リクルートポイントが使いづらい
- リクルート系のサービスがちょっと弱い
この2点です。
リクルートポイントが使いづらい
通常還元率や、リクルート系のサービスでのポイント還元率が高いことはメリットとして挙げたものの、実際にポイントを獲得して、いざ利用しようと思ったのですが、リクルートポイントは非常に使いづらかったというのが、私の印象でした。
リクルートポイントの使い方
- Pontaポイントに交換して1pt=1円で利用する
- リクルート系のサービスで1pt=1円で使う
リクルートポイントの使い方は、大きくはこの2つの使い方になります。
Pontaポイントに交換して使う方法に関しては、Pontaポイントが多くの場所で利用できるので利用の幅が増えますし、PontaポイントからdポイントやJALマイルへの交換もできるので、リクルートポイントとして使うよりも、圧倒的に使いやすくなります。
ただ、リクルートポイントの中でも「共通ポイント」と呼ばれるカード利用でもらえるポイントのみとなりますので、意外と交換できないんですよね。交換できなければ全てリクルートポイントをリクルート系のサービスで使うことになります。
リクルートポイントとして使う場合は、リクルート系のサービスで使うことになりますが、リクルート系のサービスを利用してない場合は、かなり使える幅が制限されるので、ポイントは消費しづらいです。
リクルート系のサービスがちょっと弱い
また、リクルートカードはリクルート系のサービスでは還元率が高くなりますが、このサービスが少し弱いことも弱点(デメリット)になり得るなと思いました。 (私は弱いと感じました)
特にポンパレモールは、ネットのショッピングモールですが、楽天市場やヤフーショッッピング、アマゾンと比べるとものが少なすぎました。正直ポイント消化をしようと思っても欲しいものがなさすぎるし、安くもない印象でしたね。
また、じゃらんはサービス的に弱くなかったとしても、そんなに利用頻度は高くないので、ポイントが使えるタイミングが少ない印象ですね。
楽天カードがオススメな理由
ここからは、私がリクルートカードのメリット・デメリットを肌で感じて、リクルートカードよりも還元率が0.2%低い楽天カードがオススメな理由を紹介していきます!
楽天カードがオススメな理由
- 楽天経済圏が強すぎる
- 楽天スーパーポイントが使いやすすぎる
この2つです。
楽天経済圏が強すぎる
もう一言で言うと、楽天は強すぎますね。
楽天経済圏と言いましたが、楽天のサービスの中に自分の生活圏を持っていき、楽天のサービスを中心にして生活すると言うのが楽天経済圏と呼んでいて、この経済圏で生活すれば圧倒的にポイント還元が受けられます。
楽天経済圏にはこんなものがあります。
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天Edy
- 楽天ペイ
- 楽天銀行
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天ビューティー
- 楽天モバイル
- ラクマ
- 楽天証券
- 楽天ふるさと納税 など
楽天経済圏の中心には、ネットショッピングの楽天市場がありますが、
普段の生活で決済時に利用する楽天カードや楽天Edy、楽天ペイや、
楽天カードなどの決済分の支払いをするための楽天銀行、
格安スマホの楽天モバイル、
旅行サイトの楽天トラベル、
フリマアプリのラクマ、
証券取引ができる楽天証券、
美容室やネイルサロンを予約できる楽天ビューティー、
書籍の購入できる楽天ブックス
ふるさと納税ができる楽天ふるさと納税
など多くのサービスがこの経済圏にあります。
その全てのサービスの利用をすることでポイント還元があり、セールの時期には楽天市場だけではなく、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天ふるさと納税でも10倍以上の圧倒的なポイント還元制度があり、本当に強いんです。
また、その全てのサービスを使う時に、楽天カードで支払いをするとポイントの二重取りは当たり前ですし、楽天市場に限っては、楽天グループのサービスを利用すればするほどポイント倍率がアップしたりしますので、圧倒的なポイント還元が期待できます。
ちなみに私は、楽天グループのサービスをたくさん利用しているので、楽天市場の通常還元率が10倍(10%)になっていますよ。
常に10%還元っておかしいですよねw お得すぎて笑えます。
もちろん、リクルートカード×リクルートのサービスでも先ほど紹介したようなポイント還元率のアップ制度がありますが、楽天は桁違いですよ。
例えば、ポンパレモール。
ポンパレモールは、リクルートカードを利用すれば、4.2%の還元があると紹介しましたが、楽天市場では、楽天カードでの支払いは毎回3.0%還元、5と0のつく日は5%還元、楽天が支援するスポーツチームが勝った翌日は4%〜6%還元。さらにセール期間中なら3%に加えて、1ショップで千円ずつ買うごとに還元率が+1%になるので、4.2%以上になります。
さくっとみても、圧倒的に楽天市場×楽天カードの方がお得といえますね。
さらに、ふるさと納税でがっつりポイント獲得もできるので、ポンパレモールでできない範囲も利用できますし、他のサービスでもポイント還元率を考えれば、楽天の方がリクルートよりも優っています。
関連記事:楽天ふるさと納税のやり方と攻略法を徹底解説!楽天スーパーポイントが数千・数万還元される必勝の攻略法とは?
ポイント還元率の一例
- 楽天トラベル > じゃらん
- 楽天ビューティー > ホットペッパービューティー
実際に私も2019年12月に楽天経済圏のサービスを利用して、1万ポイント以上を1ヶ月で貯めることができています。
圧倒的に楽天 > リクルートです。
ただ、強いて言えば、リクルートのサービスで、唯一優っていると感じたサービスは、ホットペッパービューティーでしょう。楽天ビューティーはまだまだなので、この点だけはリクルートカードが強いなと思いました。
楽天スーパーポイントが使いやすすぎる
楽天スーパーポイントは、楽天経済圏はもちろん、楽天経済圏以外でも利用ができるので、使えない場所がないと言っても過言ではないほど使える場所が多いですし、使いやすいです。
私の楽天スーパーポイントの使い方としては、こんなものがあります。
- 楽天市場・楽天西友ネットスーパーで生活必需品の購入
- 楽天ペイを使って街のお店で利用
- 楽天カードの支払いに充当
- 楽天モバイルの支払いに自動充当
- 楽天ポイント投資でポイント運用
基本はこの5つで使ってます。
楽天市場や楽天西友ネットスーパーでは当然ポイント利用ができます。お米やお水などのどんだけあっても困らないようなものがたくさん売っていますので、生活費に充てることができますよ。リクルートのポンパレモールよりも商品数が多いので、使いやすいです。
また、スマホ決済の楽天ペイを使えば、楽天スーパーポイントを使って街の加盟店舗で利用できます。楽天ポイント加盟店でなくても楽天ペイの加盟店であれば利用ができますし、ポイント払いでも利用した金額に対しての還元が受けられるので、ポイントの利用をしても全く損がありません。
さらに、楽天スーパーポイントは楽天カードの支払いや、楽天モバイルの利用料金に充当することができますよ!楽天モバイルに関しては自動的に充当する仕組みがあるので、携帯代を毎月タダにすることだって出来ちゃいます!
関連記事:楽天カードや楽天市場を利用すれば毎月の携帯代をタダにできる?最強といえる通信費の節約術について
楽天カードを支払った場所で楽天ペイや楽天ポイント払いができなかったとしても、後日利用金額に充当することができれば、クレジットカード決済ができるお店であれば、どこでもポイント払いができるというイメージになります。使いやすいレベルではなく、使えない場所はないというレベルですよ。
あとはポイント投資というポイントを使った投資運用ができますので、投資に興味がある方や、投資を勉強したい方、無リスクで投資したい方は、投資に回すのもアリですよ!
ざっくり紹介しましたが、楽天カードで貯めた楽天スーパーポイントの使い勝手は良すぎますので、本当にオススメのカードです。
リクルートカードも優秀
「せっかく貯めたポイントを利用することができなければ、いくら還元率が高くても無駄になってしまう」ということは、どんなカードにも言えることです。
今回はリクルートカードを紹介しましたが、リクルートカードは楽天カードに比べてポイントの使える範囲が狭いので、一部の方にはあまりおすすめできないクレジットカードです。
ただ忘れて欲しくないのは、リクルートカードは圧倒的にポイント還元率が高くて優秀なクレジットカードということです。通常還元率やnanacoチャージ時の還元などは楽天カードなどのクレジットカードよりもオススメできる点です。また、リクルートカードはリクルート系のサービスを利用する方にとっては本当にオススメできるサービスです!
新規入会キャンペーンも充実していますので、ぜひ興味がある方はリクルートカードも持ってみてくださいね!